大牟田高校で特別授業「映像編集講座」を実施

この記事は約4分で読めます。

8月2日〜3日、大牟田高校総合学科マルチメディア系列(2年生)の課外授業で「映像編集講座」を実施しました。

大牟田高校での映像編集講座の様子

写真事業、映像事業、デザイン事業を大きな柱としているきらめきフォトサービス
写真や映像、デザインを学ぶ講座を少しずつ設計しています。

今後は小中高生を対象にしたセミナー事業も拡大できればと考えています。

PR

映像編集講座

今回は、Adobe Premiere Proを使った映像編集講座。
大牟田高校総合学科マルチメディア系列では、2年生の1学期までにAdobe Premiere Proを使った
簡単な映像編集を授業で学習していたようです。


1学期の授業では、カット編集とテロップを作成する程度とのことでした。

今回の特別授業では
BGMを入れてみたり、
テロップに効果音をつけてみたり、
簡単なトランジションエフェクトやモーションエフェクトをつけてみたり、、、
といった内容を紹介しました。

映像は編集次第で印象を大きく変えることができます。
どの情報を、どの順番で並べるか、情報のどの部分を切り取るかで印象は大きく変わるし、BGMや効果音、テロップでも印象を大きく変えることができます。

たとえば、このような感じ ↓↓↓

すべて同じ猫の映像ですが、
3番目の映像なんかはBGMを少し変えるだけで一気にホラーと化しています。
また、テロップを出すときに効果音をつけるだけでも一気にテレビ番組のような雰囲気になります。

講座では、カット編集の基本とBGMや効果音の役割などを座学で学んだ後、
①「用意された素材で30秒の動画をつくろう
②「『私の好きなもの』をテーマに1分間の動画をつくろう
という実践課題に取り組みました。

生徒制作作品

生徒さんが実際に制作した作品を紹介します。

①用意された素材で30秒の動画をつくろう

あらかじめ用意された動画素材、音楽素材、環境音素材をつかって30秒の動画をつくってみようというものです。テロップは生徒さんそれぞれで自由につくってもらっています。

動画素材はどれも無音だったのですが、環境音素材や音楽素材をうまく組み合わせてくれています。テロップに使用している色やフォント、表示位置もセンスがありますね。また、講座で紹介したクロスディゾルブ効果もうまく取り入れてくれています。

【事前に用意した素材の出典】
NHKクリエイティブ・ライブラリー
DOVA-SYNDROME
効果音ラボ

②「私の好きなもの」をテーマに1分間の動画をつくろう

こちらは撮影から挑戦してもらいました。

各自のスマートフォンなどで好きなものを撮影して、それを紹介するための1分間の動画をつくろうというもの。

ただ、ここで問題が!

iPhoneで撮影した動画がWindowsで開けない!!

そうでした、iPhoneカメラのフォーマットを「高効率」のままにしておくと、HEVC形式になってWindowsでは開けません。「互換性を優先」にしておく必要がありました。

\iPhoneを互換性優先にする方法はこちら/

本来はWindows版のPremiere Proで映像編集してもらうつもりでしたが、急遽スマホで動画編集することに(動画変換がうまくいった人はパソコンで編集してもらいました)。

こちらはスマホアプリで編集した作品ですが、テロップを効果音つきで表示したり、映像の寄り引きを使ってトランジションしたりと工夫が見られます。

創造性は無限大

生徒さんたちは、講座で紹介したテクニックをいくつか取り入れた作品をつくってくれていました。時間内に完成できなかった作品も多いので、後日また機会があれば紹介できればと思います。

制作のテクニックはいくつか存在するけど、創造することに正解はありません。それぞれの創造性を発揮して、作品づくりの楽しさを感じ取ってくれればと思います。

PR

コメント

タイトルとURLをコピーしました