ラベルプリンターQL-800を導入してみた(写真付きレポート)

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エディターソフト「Brother P-touch Editor」

QL-800をはじめとして、ブラザー工業のラベルプリンターでラベルを作成するための専用ソフトがBrother P-touch Editorです。

P-touch Editorのアイコン

今回は、宛名ラベルの印刷を例に「P-touch Editor」の使い方を簡単に紹介します。

「P-touch Editor」の基本的な使い方

1
レイアウトを選択します。
レイアウトを選択

レイアウトを選択

アプリを立ち上げると、最初にレイアウトの選択画面が表示されます。ここでは宛名ラベルを作成するので、「宛名」を選択します。

2
テンプレートを選択します。
テンプレートを選択

テンプレートを選択

ここでは、「個人_1」を選択しました。

3
テンプレートデザインを元にテキストを書き換えて印刷できます。
編集画面

「P-touch Editor」の編集画面

4
画面左側の「選択してください」をクリックして、現在接続されているプリンターを選択します。
プリンターを選択

接続されているプリンターを選択する

ここでプリンターが何も表示されない場合は、プリンターとパソコンが正しく接続されていない可能性があります。USBケーブルがしっかい差し込まれているか、プリンターの電源が入っているかなどを確認してください。プリンターの電源を入れ直しても解決する場合があります。

5
プリンターを選択できたら「用紙検出」をクリックします。
用紙検出をクリックする

用紙検出をクリックする

接続されたプリンターにセットされている用紙が自動的に検出されます。

6
用紙サイズやレイアウト、入力内容に問題がなければ画面左上にある「印刷」ボタンをクリックします。
印刷ボタンをクリックする

印刷ボタンをクリックする

7
プリンターからラベルが出力されます
ラベルが印刷される

ラベルが印刷される

オートカット機能により、ラベル1枚だけが出力されます。

出力されたラベル

出力されたラベル

1枚のラベルはシールと剥離紙が一緒になっています。

剥離紙からシールをはがす

剥離紙からシールをはがす

シール部分よりも剥離紙部分の方が少し大きいので、シール部分を剥がしやすくなっています。テプラだとシール裏面のフィルム部分を剥がすのに手間取ることがありますが、このラベルはとても剥がしやすいです。シール面の光沢はテプラよりもマットな質感です。肌感覚ですが、シールの粘着力もテプラより強いように思います。

「P-touch Editor」で差し込み印刷

複数件の宛名ラベルを一度に印刷することも可能です。

「データベース」機能を使って、差し込み印刷をしていきます。差し込みするデータをcsvで事前に用意しておく必要があります。

1
表計算ソフトで差し込むデータを作成します。
差し込むデータの作成

表計算ソフトで差し込むデータを作成する

ExcelやNumbersなどの表計算ソフトで差し込むデータを作成します。なお、このスクリーンショットはランダムに生成された疑似個人情報です。

2
データをcsv形式で保存します。
csv形式で保存する

csv形式で保存する

3
画面右上の「データベース」ボタンをクリックします。
データベースボタンをクリック

データベースボタンをクリック

4
「選択」をクリックします。
参照をクリック

参照をクリック

5
事前に作成していたcsvファイルを指定し、「開く」をクリックします。
開くをクリック

開くをクリック

ここで、csvの1行目からデータが始まる場合は「先頭行をフィールド名として使用する」のチェックを外しておきます。今回のサンプルデータは1行目に「氏名」「郵便番号」「住所」といった項目名が入っていたので、チェックは付けたままにしています。

6
データベースのヘッダー(○)をラベルにドラッグします。
ヘッダーをラベルにドラッグする

ヘッダーをラベルにドラッグする

画面下部に読み込んだcsvのデータが表示されています。項目名(フィールド名)が最上部に表示されています。このヘッダー(○)をラベル内にドラッグします。これを繰り返して、ラベル内に表示するデータ(差し込むデータ)を一つひとつ設定していきます。

7
差し込むデータを設定できたら画面左上にある「印刷」ボタンをクリックします。
印刷ボタンをクリックする

印刷ボタンをクリックする

印刷設定を確認し、「印刷」をクリックします。
印刷設定画面

印刷設定画面

あとは、csvのデータが1枚ずつ印刷されていきます。

公式サイトによると、DK-1201なら1分間で93枚のデータを印刷可能です。1,000件のデータでも10分くらいで印刷できちゃいます。

csvデータを簡単に読み込めるのでとても使いやすいです。WordとExcelの組み合わせでも差し込み印刷ができますが、少し操作が難しいところがあるので、日常的に差し込み印刷でラベルをつくる機会があるのなら、QL-800は買いだと思います。

まとめ

  • QL-800は1枚ずつラベルをつくるのに便利
  • 印刷スピードが速いので仕事の効率化がはかれる
  • 専用ソフトP-touch Editorも使いやすい

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