【教えて!シンタロー先生】自宅で簡単!イスを使ったトレーニング〜上半身編〜

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運動系部活動に所属している中学生、高校生は必見!
自宅でもできる簡単な筋力トレーニングの方法第2弾をお伝えします。

\第1弾はこちら/
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新型コロナウイルスやインフルエンザなどの感染症の影響で
自宅で待機しなければならないときでも役に立つと思います。

今回は、勉強の合間でもできる、イスを使ったトレーニング《上半身編》です。
イスに座ったままでもできるので、ぜひチャレンジしてみてください。

シンタロー先生

講師
シンタロー先生
福岡県立浮羽究真館高等学校ラグビー部監督 / ルリーロ福岡監督
日本一熱い体育教師、シンタロー先生が部活動生に役立つ情報やトレーニング方法をアドバイス!
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イスを使ったトレーニング《上半身編》

準備するもの

500mlペットボトル2本の画像

今回は、水の入った500mlペットボトル2本を使います。リサイクルに出す前に、トレーニング用にストックしておくといいかも。

上腕二頭筋のトレーニング

上腕二頭筋はチカラこぶとも呼ばれる筋肉です。
内側と外側があります。

上腕二頭筋の内側と外側

ペットボトルを両手に持ち、腕を下に伸ばします。
その状態から、ひじを自分の体の方へ曲げていきます。
ひじを曲げる、伸ばすの繰り返しです。
このトレーニングをアームカールといいます。

アームカール

このとき、
親指を上にしてひじを曲げると、チカラこぶの外側の筋肉が、
小指を上にしてひじを曲げると、チカラこぶの内側の筋肉が鍛えられます。

親指と小指の向き

なお、トレーニングを行う際は、可動域をすべて使うことを意識しましょう。
可動域をすべて使うとは、関節の動かせる範囲をすべて使うということです。
中途半端にひじを曲げるようなことはせずに、しっかり伸ばして、しっかり曲げる。
これが筋トレの基本です。

上腕三頭筋のトレーニング

上腕二頭筋の裏側を上腕三頭筋といいます。

上腕三頭筋

ペットボトルを両手に持ったまま、ひじが前を向くように曲げて頭の後ろにセットします。
ここから、頭の上でしっかりひじを伸ばしましょう。
野球のピッチャーのワインドアップのような動作になります。

上腕三頭筋のトレーニング

このとき、小指が上を向くようにしましょう。片手ずつやっても構いません。

このトレーニングは、ボールを投げる競技の選手に必要なトレーニングです。

肩のトレーニング

胸を開いた状態にして、両ひじを曲げて体の左右にセット。
その状態から、まっすぐ上に伸ばしていきます。
このトレーニングをショルダープレスといいます。

ショルダープレス

ペットボトルを上にあげたときに、2つのペットボトルがぶつかり合うようにすると、トレーニング効果が高くなります。

ペットボトルをぶつけ合う

動画内では、上腕二頭筋のトレーニング、上腕三頭筋のトレーニング、肩のトレーニングの3つを組み合わせたトレーニングも紹介していますので、ぜひご覧ください。

肩のインナートレーニング

肩は、さまざまな競技の選手が故障をしやすい部位でもあります。
ケガを予防する意味でも、肩のインナーを鍛えるトレーニングを重点的におこないましょう。

まずは肩の横のトレーニングです。
腕をまっすぐ下におろして、その状態から腕を真横に広げます。
鳥が翼をはためかせるような動作です。

肩の横を鍛える

このとき、手の甲が上を向くようにしましょう。腕は、肩よりも少し高いところまであげます。

今回は、水の入った500mlのペットボトルを使っていますが、
重すぎると逆にインナーは鍛えられないので、これくらいの重さがちょうどいいです。

次に肩の前を鍛えます。
動作は横のトレーニング同じです。広げる方向を前に変えるだけです。
腕をまっすぐ下におろして、その状態から腕を正面に動かします。

肩の前を鍛える

このとき、親指が上にくるようにペットボトルを持ちましょう。
また、反動をつけて勢いよく動かすとトレーニング効果は半減してしまうので、
リラックスしてゆっくり動かしましょう。

最後に、肩の後ろを鍛えます。
前かがみになって、腕を地面の方に伸ばし、ペットボトルをくっつけます。
その状態から、腕を真横に広げて、肩より少し上くらいまであげましょう。

肩の後ろを鍛える

これらの肩のトレーニングは、すべてのスポーツで大事なので、ぜひやってみてください。

首のトレーニング

格闘系競技は首周りの筋肉が重要です。
首の筋肉(僧帽筋)を鍛えるトレーニングを行いましょう。

両腕を下に垂らした状態から、肩をぐっと上にあげます。
首をすぼめるような状態になります。首を少し前にかがめるとやりやすいです。
肩をあげたときに少し力を入れましょう。

僧帽筋を鍛える

首を鍛えるというのは、格闘系のスポーツにとってはすごく大事なことです。
首のケガも各競技において発生しています。首のケガは、命に関わるとても危険なものです。半身不随や体が動かなくなるなどの重傷事故につながりますので、ぜひこういった首周りのトレーニングも取り入れてください。

まとめ

  • 上腕二頭筋を鍛えるアームカール
  • 上腕三頭筋を鍛えるには、頭の上でひじの伸縮
  • 肩を鍛えるショルダープレス
  • 肩のインナーを鍛える3つのトレーニング
  • 格闘系競技は首周りのトレーニングを

毎日コツコツ筋トレをしていけば、必ず目標とする自分に近づくことができるし、自分に自信がついてきます。体も大きくなるし、自分がやっている部活動のプレーに関しても必ず向上していきます。このトレーニングを参考に自分を鍛えてくれたら嬉しいです。

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