こんにちは。きらめきフォトサービスです。
先日、友人から「フリーの動画編集ソフトでいいやつはないか？」という質問を受けました。せっかくなので、独断と偏見で選んだ、無料の動画編集ソフトを３つを紹介します。
なお、紹介するソフトはどれもWindows向けのフリーソフトです。パソコン初心者〜中級者向けを想定しています。インストール方法や使い方は解説していません。あくまで「こんなソフトがあるよー」という紹介です。
無料の動画編集ソフト３選
AviUtl（難易度：★★★）
AviUtlのスクリーンショット
ある界隈では定番の動画編集ソフト「AviUtl」（エーブイアイユーティル）です。
AviUtlは軽量でサクサク動作するのが特徴です。無料でありながら、レイヤーを使った編集ができるので、動画に画像や音楽を重ねることができます。
本来は、動画形式の一つであるAVIしか取り扱うことができませんが、プラグインを導入することにより、MP4などの動画形式も取り扱えるようになります。
ただ、このプラグインの導入によって機能を拡張できるという点が、パソコン初心者には少しとっつきにくい部分かもしれません。導入には少し苦労しますが、無事にインストール＆プラグインの導入ができれば、その豊富な機能に満足できるかと思います。
DaVinci Resolve（難易度：★★★★）
DaVinci Resolveのスクリーンショット（画像はMacOS版）
無料とは思えないほどの本格的動画編集ソフト「DaVinci Resolve」（ダビンチ リゾルブ）です。
DaVinci Resolveは、オーストラリアの総合映像機器メーカーBlackmagic Design社の動画編集ソフトです。無料版と有料版がありますが、無料版でもじゅうぶんに高機能です。ハリウッド映画の制作にも使用されているということで、プロのニーズにも答えられるほどの高機能編集ソフトになっています。
ただ、高機能すぎるがゆえに、もしかしたら初心者には少し難しいと感じるところがあるかもしれません。動画編集の経験があって、カラーコレクションやVFXを取り入れた、もっと本格的な動画を制作したいのならオススメできる一品です。
なお、DaVinci Resolveは、Windowsのほか、MaxOS、Linuxでも動作します。
ビデオエディター（難易度：★）
ビデオエディターのスクリーンショット
Windows 10の標準アプリ「フォト」に含まれている、動画編集機能「ビデオエディター」です。
Windowsで画像ファイルを閲覧するときに、「フォト」というアプリが立ち上がりますが、実はこれ、動画編集もできるんです。それが「ビデオエディター」です。Windows標準アプリなので、新たにインストールする必要がなく、最初から入っているので、Windows 10ユーザーならすぐに動画編集を始められます。パソコン初心者、動画編集初心者には、まずは動画編集経験の入り口として、オススメしておきたいソフトです。
操作性は、かつてWindowsに標準搭載されていた、「Windowsムービーメーカー」に近いものがあります。そこまで本格的な動画編集ができるというわけではありませんが、動画をカットしたり、簡単なテロップを入れたりといった簡易編集でよければ、初心者にも扱いやすいソフトだと思います。
有料ソフトも少しだけ紹介
CyberLink PowerDirector
PowerDirectorは、“7年連続国内販売シェアNo.1の動画編集ソフト”ということだけあって、初心者にも使いやすく高機能な動画編集ソフトです。
Adobe Premiere Elements
Premiere Elementsは、Adobeの動画編集ソフト「Premiere Pro」の初心者向けバージョンです。Premiere Proに比べて機能は限定的ですが、Pro版にかなり近い動画編集が可能です。Pro版よりも廉価に入手できるので、初心者で本格的な動画編集に挑戦してみたいならオススメです。
きらめきフォトサービスでは
きらめきフォトサービスでは、映像系の案件は、基本的に「Premiere Pro」で動画編集しています。テロップ等の制作は「Photoshop」、MAなどの音声系の編集は「Audition」を使っています。ポストプロダクションの各段階でソフトを使い分けているような状態です。
まとめ
- 定番の無料動画編集ソフトは「AviUtl」
- 本格的で高機能な無料動画編集ソフトは「DaVinci Resolve」
- 簡易的な動画編集でよければWindows標準アプリの「ビデオエディター」
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