写真素材ダウンロードサイト【写真AC】やイラストダウンロードサイト【イラストAC】
などを展開するACワークスが提供するサービスのなかに、空の置き換えサービス「空AC」というものがあると知ったので、その実力を確かめるべく使ってみました。
※この記事にはPRリンクが含まれています。
空ACとは
空ACは、ACワークス株式会社（大阪市）が運営する、無料画像ツールです。AI（人工知能）を用いた画像加工技術で写真の空を置き換えます。空を置き換えた後の写真は、無料でダウンロードできます。
空ACのスクリーンショット
空ACの使い方
空ACの使い方はとても簡単で、空を置き換えたいJPGまたはPNG画像をドラッグ&ドロップして、
空ACのスクリーンショット
置き換えたい空の写真を選び、
空ACのスクリーンショット
「空を置き換え」ボタンをポチッと押すだけです。
空ACのスクリーンショット
生成された画像は、ダウンロードボタンからダウンロードできます。
会員登録不要で利用できますが、その場合は2回までしか使えません。
会員登録すると、無制限に使えるようになるようです。なお、会員登録しておくと、ACワークスが提供しているほかのサービス（写真素材ダウンロードサイト【写真AC】やイラストダウンロードサイト【イラストAC】
）も使えるようになるので、とても便利です。
実際に置き換えてみた
空の置き換え その１
まずは力試しということで、
超絶シンプルな空が写った写真の空を置き換えてみます。
用意した写真がコチラ。
（この写真は、きらめきフォトサービスが写真ACで公開中のフリー写真素材です。）
この写真がノスタルジックなアオハル写真になればいいなぁと思い、
虹の空に置き換えてみました。
空ACで置き換えた写真がコチラ。
無料で瞬時に、しかも簡単に違和感なく空を置き換えることができました。
ただ、気になる点もいくつか……。
よく見ると、柱の部分にジャギーが発生してしまっています。
残念ながら、合成写真っぽさが際立ってしまっています。
また、ダウンロードできた画像ファイルは長辺500pxという、小さめの画像。
（ダウンロード時にエラーが発生していた影響かもしれませんが……）
WebやSNSで使う範囲なら良いかもしれませんが、ポスターなどの大判印刷には不向きかも。
なお、同じ素材を使って、Photoshopの「空の置き換え」機能を使ってみた結果がコチラ。
柱の部分にジャギーが発生することもなく、かなり自然な状態で空が置き換わっています。
さすが、AdobeのAI技術、AdobeSensei様です。
もちろん、Photoshopの方は空を置き換えることで画像の解像度が変わることもありません。
高解像度のほうが使い勝手はよいです。
空の置き換え その２
次は、電線が絡んだ少し複雑な空の写真を使ってみます。
（この写真も、きらめきフォトサービスが写真ACで公開中のフリー写真素材です。）
空ACで置き換えた結果がコチラ。
電線の複雑な部分もきれいに置き換わっています。
ただし、写真の端のほうは電線が消えかかっています。
細い線は消えてしまう傾向があるようです。
同じ素材を使ってPhotoshopで空の置き換え。
細い線が消えることもなく、かなり自然な状態で空が置き換わりました。
Photoshopでは、空を置き換えたあとに、色温度や明度などの細かい設定ができるのですが、今回はパラメータをひとつもいじっていません。
ワンクリックでここまでキレイに仕上がるのだから、やはりAdobeSensei様にはかないません。
結論
プロ御用達のAdobe Photoshopがあれば超絶キレイに簡単に空を置き換えることができますが、Photoshopをゲットするにはお金もかかるし、ある程度のスキルも必要です。
何より、ただ空を置き換えるためだけにフォトショ起動するのめんどくs
ブラウザ上で簡単に空を置き換えることができる空ACは手軽で、とてもいいサービスだなと思いました。しかも無料でできるので、ブログのアイキャッチ画像とかバナー画像をつくる際には活用できそうです。
コメント